天地宇宙の羅網

生きものは植物から昆虫に至るまで自然界の天地の間では様々なことが起きています。

日々にお互いに関わりながら生存していくために様々な活動を行います。

朝、太陽が出ては、夕に沈み、夜になり星々が出てきますが、これも宇宙観で行われている営みであろうとも思います。

天地の間の人と書いて、人間であると私は思いますがこれは当たり前のことのようですが実は大変な事実であると思えるからです。

日々の営みが続けられていくことや、その続いていくことが関係しあっていること、ご縁という言い方になるのかもしれませんがそういう同時に行われる出来事の偉大さを感じるのです。

天地の中では小さな出来事も、地球の裏側では大きな出来事になったりします。

情報も同じく、辺境の小さな村での出来事が、地球全土を揺るがす大事件にもなっているのです。そう思えば、天地の間で発生しているカタチというものはつべてが織り合い広がっているもののように捉えることができるのです。

以前、鞍馬寺で「羅網」を見せていただいて説明を受けたことがあります。

よくよく考えれば、羅網のあの世界とはこの地球上の世界ではないかと思うのです。ああいう世界の中に自分たちがいてどのような生き方をし何を象っていくかということですがあれが宇宙の姿であろうとも思うのです。

宇宙とはどうしても目で見えるような認識から入ってしまいますが、本来はこの森羅万象の天地の間そのものの認識があってはじめて理解するものなのかもしれません。

日々の自然を観察しながら、偉大なものも感じていきたいと思います。

 

 

 

  1. コメント

    日々生活をしているとどうしても目に見える物を追ってしまったり、目に見える物が全ての答だと思ってしまう事が今でも多くあります。羅網を考えると、そこには沢山のヒントがあるように思えます。繋がりや響き合い、命ある物が命を繋いで行く為に必要なものがそこにあるように感じます。目に見えないほうをいかに見ようとするのか、又見続ける工夫を自分の中でもしっかりと行って行きたいと思います。

  2. コメント

    波動が順々にひらひら、ゆらゆら、ゆっくりと伝わる感覚は心地よさを感じます。風を直接は見ることは出来ませんが、揺れることで間接的に風を捉え、世界にあるものを表しているように感じます。心地よさを感じる繋がりから学び、組織運営に活かしていきたいと思います。

  3. コメント

    自分の今日の生き方が世の中に影響を与えていると考えると身が引き締まる思いです。思いと行動をいつも一致させて働ける環境があることが幸せなことであると感じます。しかし、今見えている世界はまだ自分の右左が見える程度の直近の目線でみている世界だと感じます。もっと、自分の行動を世界の裏側から、地球の外から波紋を創造してみて行けるように視野を変えて行きたいと思います。そういった観点から、好奇心ややりがいのある仕事のアイディアがまた生まれてくるのだと思います。

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