実践の励まし

実践をしていると、いつも蔭ながら多くの人たちに支えられ応援されていることに気づきます。

先日も、クルーブログというものを愛読してくださっている方から色々な質問をいただいたり、また新聞を読んでくださっている方からも記事を褒めてくださったりしました。

他にも日ごろの実践がお客様のところで、参考にしてくださったり真似してくださったりと発信したことを丸ごと信じて一緒に取り組んでくださっていたと知ると、有難い気持ちになり頭が下がる思いがします。

本質から外れないようにと、理念を忘れないようにと、日々に実践を増やしては来ましたがそれが誰かの勇気になったり、それが誰かの貢献につながっていくのを実感すると、正直に取り組んでいてよかった、誠実であって善かったと自分を褒めたくなるし自分を好きになるものです。

人間は正直に行うことや誠実に取り組むことが最も尊いと気づくのは、見た目で誤魔化さなくても自分自身が観ている、自分が取り組んでいることは天が知っていると自分に正直誠実であるときかもしれません。

実践をさせていただける有難さというのは、実は多くの人たちの見守りがあってこそだと直観するのです。

実践はひとりで黙々と坦々と行うものですが、それが知らず知らずにお役に立てていると知るとより心が強くなっていきます。そして一緒に実践してくださる仲間たちが増えていくのは何とも心強い気持ちになります。

道はどのように歩くのかはその人が決めるものです。二度と同じ道は通らず、もう一度通ることはない道なのがこの人生です。その人生をどのように歩んでいくのかはその人が決めています。

その信じた実践をみんなで持ち合って、お互いに道中を励まし合いながら助け合いながら歩める道は、豊かで愉しいものであるのです。

たった一度の道をどのように歩めばいいのかを発信していくということは、自分の生き方を、そして働き方を示すことです。何のために生き、何のために働くのかを発信するということは、同じように生き、同じように働きたいと願っている人たちの励ましになるのです。

励ますというのは、背中を見せることかもしれません。そしてその背中をそっと押してあげることかもしれません。人は信じれないようなことが多いとだんだん不安になり分かっていてもできないというように歩みが弱弱しくなってしまいます。

そんな時こそ、実践がお役に立ち、励ませるように思えるのです。

どの人生も、いや、すべてのいのちもその生き物が生きる以上、自然界では何かの御役に立っているのですから正直に誠実であればそれだけで周りの力になっているというのは真理なのでしょう。

多くの励ましをいただいているからこそその有難さを決して忘れず、感謝の顕れでもある日々の実践を怠らず、正直に誠実な自分を高めていきたいと思います。

  1. コメント

    人は、他の人の生き様を、じっと長い眼で見ているものです。短期的にはいろいろあっても、長く取り組んでいることや努力し続けていることには、陰ながら敬意を払いつつ見守っているようなところがあります。それが、仲間である縁者であれば、その「克己の工夫」の姿は、自ずと励ましになります。強制でも、おせっかいでも、嫌味でもない、その正直な姿は「無言の説法」のようでもあります。こちらのやる気が起きるのを楽しみに待っているかのように、ひたすら実践し続けてくれている、その生き様こそ、真の仲間の姿かもしれません。

  2. コメント

    子育てを通して歩んできたこの4年間も、振り返るとたくさんのことがありました。その実践や道中は沢山の方々の見守りと励まし、また手助けのお蔭でした。ほとんどがそれです。そうやって体験をさせて頂き、今があるということを、ただ感謝していますというのでは、なんだか自分自身も腑に落ちません。忙しさを理由にそうしているのは、頂くだけいただいて恩返しをしない罰当たりのように感じます。しかし、この罰はそう感じているうちは大した罰ではないのだと感じます。完全に忘れ去ってしまうような自分になった時が、罰そのものであると感じます。
    きっと二度と帰れないほどに奪う側の人間になってしまう予感がします。だからこそ、今その気持ちがあるこの時なんだと思います。

  3. コメント

    いつも会わなくても、連絡を頻繁にとっていなくてもあの人もきっとやっているだろうと思える心強さにも励まされることがあります。人に出会うことで繋がり広がり、いつ次会えるか分からなくても会えるのを楽しみに思えることも実践を積む楽しみの一つなのかもしれません。日々の積み重ねは大変なこともありますが、やりがいや充実感にも目を向け取り組んでいきたいと思います。【●】

  4. コメント

    言うは易く行うは難し、とは本当にその通りで、善いとはわかっていても行えなかったり、行っても継続し続けることは更に難しいもののように思います。吉川社長の仰っていた「人間は本当にやらない」というお言葉からも、百の善いことを知るよりも一の実践の積み重ねこそ大切にしたいと思えました。先回りしてわからせる頭に持っていかれないよう気を付けたいと思います。

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