昨年から貝の御蔭様で館山で人と人とのつながりを感じる機会に恵まれています。人と人の出会いはいつも不思議で、出会いの中に物語があるのを感じるとその出会いが如何に必然であったかを思います。
人生というのは一瞬一瞬の邂逅の中で御縁が交わり結び合います。
人と人とのつながりをどのように大切に生きているか、御互いのご縁を如何に結い縫っていくのかが人生の醍醐味かもしれません。そこには意図もなく、無償の愛があるだけです。互いのご縁を結んでいくことが、互いの人生を結い合っていくことです。本来はつながるはずがなかったものが、ある時を境につながっていくことでお互いの世界が邂逅して混ざり合っていく。
その様子はまるで銀河が他の銀河と混ざり合い一つの渦を形成し、新しい星が誕生するかのように光がさらに眩さをまして宇宙に融和してくかのようです。
宇宙の星々はそれぞれに光を放ちますが、その光と光はご縁によってさらなる光になるように、人と人との御縁もまた人になります。人類の発展とは何か、それは出会うことです。どんな出会いを生きたかが人生ですから、面白い人たちとの思い出は人生の輝きを増していくかのようです。
そして人が出会いによって自分の全く知らない新たな価値観に触れることは本当に愉しいものです。今まで気づきもしなかったことに出会うことは新しい自分自身との出会いです。そういう一つ一つの出会いをどれだけ自分が出会っていくか、その面白さがあるから信じたいのかもしれません。信じる仕合せとはどこまでいっても人と人との御縁結びであることを実感します。
恵比寿は日本の神様であり、イザナギ、イザナミの神の間にできた第三子と言われます。有名なご縁結びの神様です、宝船に乗って海から豊かさを持ってくる七福神の一人でもあります。
何でも楽しんでいくことやなんでも面白がっていくこと、そして心を寛くもち、笑い合うこと。和らう門には福来るとはまさに日本人の生き方、海の民の歩み方の智慧なのではないかと直感しました。
「あはれ、あなおもしろ、あなたのし、あなさやけ、おけ」
神話の中にこそ最大のヒントがあり、福こそが暗闇を抜ける妙法であることを私たちに伝えてくるかのようです。子どもたちのためにも諦めず、魂を磨く実践を怠らず精進していきたいと思います。
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「ご縁」があること、そして、その「ご縁」が重なり「重縁」となって、結い合いが深まることは本当に嬉しいことです。また、出逢う人が、「これまでとは違うタイプの人」になってきていることに「自分自身の変化」を感じたり、久しぶりに再会してみて「以前とは全く違う印象を持つ」ことに「自分自身の成長」を感じることも嬉しいことです。まだまだ「ご縁」が生かせていません。「ご縁」「重縁」を通して「新しい自分自身との出逢い」を楽しんでいきたいと思います。
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光は人のように話しかけては来ませんが、光に集まってきたり、方向を示してくれたり不思議な力があるように思います。閉ざされた心は笑いによって開放されていくと思うと、笑いが起これば起こるほど笑いの数以上に緊張が解けた証なのかもしれません。笑うほどに明るくなり、人が集まる、そういった場創りを大事にしていきたいと思います。【○】
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今まで御縁というものをあまり深く考えたことがありませんでしたが、それを大切にして生きる方々との出逢いによって、自分自身もまたその繋がりの中の一部であることを感じさせていただきました。自然の見守りの中で、本来の生きる幸せや楽しさを感じられる自分であれるよう、今日も心をすませていたいと思います。
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説明しあうには、お互いの関係性は必要ないかもしれませんが、語り合うには、まず関係性が必要だと感じます。その関係性の構築にはやはり、笑いや志、共体験などが大切だと感じます。特に笑いは異なる価値観でも無条件にできること。
みんなで車座になって笑い合えることに幸せを感じるのは、やはり価値観や考え方を超えた一円観を感じられるからかもしれません。まだまだ、自分の価値観から見てしまう自分がいますが、福の眼差しを学んで行きたいと思います。